施設紹介

新宮市内の住宅街の中にあるわかば園作業所は、昭和５２年に親御さん達がこども達の居場所にと立ち上げた無認可の作業所でした。現在社会福祉法人わかば福祉会として生活介護と就労継続支援Ｂ型を運営しています。生活介護の利用者には一人ひとりのニーズや発達段階に適した課題を取り入れた個別活動の充実を図り、就労に従事する利用者には社会的に有用な仕事を用意し、高い収入が得られるよう努めています。
活動として特に力を入れているのが、乾燥ひじきの生産です。５種類あるのですが、どの製品も他社と比較しても遜色ない品質となっており、好評を得ています。
令和２年には、天皇陛下より御下賜金を御下賜いただくことができました。今後も利用者が個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することをモットーに、信頼され頼りにされる施設であり続けたいと思います。
 

作業種目

作業の様子・自主製品の紹介

地元等で採れたひじきを、ボイルしてはごみを取り、乾燥させてはごみを取りといった地道で細かい作業を黙々と続け、製品に作り上げます。長ひじき、芽ひじき、おてがるひじき（しいたけ・人参入り）・佃煮・ごはんの素と５種類あり、地元の量販店で販売したり学校給食に使っていただいています。また、ネット販売もしており、リピートして買っていただけるような人気商品です。